Z9のオートフォーカス/ファインダー

オートフォーカスも大幅に進化したZ9。

もっとも各社が力を入れているポートレートの感想です。

Z6/7に比べ明らかに良くなっています。というのは、Z6,Z7では、水面の反射などを時々誤認することがあったのですが、それがなくなりました。フォーカスポイントの移動も機敏になったし、「追ってる」という感じが出て別次元です。

では、他社と比べてどうか。

実はそこまで凌駕はしていません、むしろ、顔や瞳を誤認するパターンが時々あります。

特に冬、口元がマフラーなどで隠れているシーンは苦手なのようで、それだけではなく、半身で肩が手前にある場合(特に色がカラフルな場合など)は割とそちらに引っ張られます。

口元が隠れたシーン、白い上着にピントが持っていかれています。

これは被写体認識をオートではなく、人物に設定していての結果です。

フォーカスポイントの動きを見ていると、瞳認識ができていない時と、瞳認識のフォーカスポイントは出るのに、瞳じゃない場所に行く時があります。個体差かな、と思いましたが、他のカメラマンからも同様の意見を聞いたでの、こういう傾向はあるようです。

正面で遮るものがなくても時々目を外してしまうことがあるようです。

NikonはアップデートによるZ9の進化を明言していたので、期待したいですね。そういえば、先代のZシリーズでは、瞳AFはアップデートで入りましたし。

EOS R5の方が安定感を感じました、以前書きましたが、左右の目の切り替えなどのカーソルの動きもスムーズに感じました。

さて、ファインダーです。

Nikon Z9の最も素晴らしいところはこのファインダーじゃないかと思っています。

とにかく見やすい、被写体の魅力をハイライト、シャドウ、しっかり表示してくれます。

しかも外の影響も受けません。私はメガネをかけていますが、真横から光が入るようなシーンでも全く問題なく見えました、同じシチュエーションでEOS R5を覗いて見ましたが、横からの光の影響を受け、見づらくなりZ9のファインダーの良さに下を巻きました。


↓画面右側に対象があるシーン、太陽は右目に感じていましたが

ファインダー内は安定そのもの。表情にあたら雨ハイライトの微妙な違いなどもしっかり視認できました。

同様のシチュエーションでEOS R5は外光影響で、特に細かい階調が確認できませんでした。

撮る時に感動が伝わること、これは非常に大事なことだと思います。ここを追求してきたNikonは素晴らしいな、と思います。覗いても、撮っていてとても楽しいカメラです。

ミラーレスになってダインダーを除かない撮影に慣れてきたのに、またファインダーを除きたく流謫なるとは、不思議な感気分です。

今日はここまで(眠い・・・)

ご覧いただきありがとうございます。

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